STD(性感染症)はなぜ怖いか?
STD(性感染症)はなぜ怖いか?
“STDになったって薬を飲めば治るんでしょ”などと甘く見てはいけません。
まず、STDは無症状や軽い症状のことが多く、感染の自覚がないまま生活している人や、潜伏期間中の人もいます。“自分は大丈夫”と思っていてもいつ感染するか、感染源になるかわからないのです。特に女性は男性よりも症状の出ることが少なく、慢性的な骨盤内の炎症となり、不妊症や子宮外妊娠、流産・早産、母子感染の原因にもなります。女性にとってのリスクは大変大きいのです。早期発見、早期治療も大事ですが、予防するに越したことはありません。
STDの予防
・コンドームの使用をおすすめします。ただし、正しい使い方をしないと意味がありません。
コンドームはペニスが勃起したらすぐつけましょう。射精する直前では遅いのです。
裏表を確認し、爪などで破かないようにつけましょう。抜くときには特に注意しましょう。
コンドームの使い方も男性まかせにせず、女性も知っておくことは大事です。
・パートナー同士、STDの検査を受けましょう。STDはお互いの問題ですから、どちらが悪いということでなく、ふたりで検査を受け、気兼ねなく生活しましょう。もちろん、浮気は厳禁です。